長期金利1.4%割れ試す、景気後退・米金融不安で国債選好が継続=今週の円債市場
[東京 1日 ロイター] 今週の円債市場はしっかりとした展開が見込まれている。世界的な景気後退懸念や米金融不安を背景に安全資産とされる国債が選好される流れが継続。10年最長期国債利回り(長期金利)が1.4%割れを試す場面もありそうだ。もっとも年限長期化に伴う買い需要など月末要因がはく落することで良好な需給環境がピークを迎えたとの指摘も出ている。高値警戒感が浮上する中、10年・1.3%台では積極的な買いが手控えられやすい。2日の10年利付国債入札への警戒感もあり、金利低下のピッチは鈍くなりそうだ。
国債先物9月限の予想レンジは137.50円─139.00円。
10年物最長期国債利回りの予想レンジは1.500%─1.380%。
<景気後退や米金融不安を意識、債券に売りにくさ>
10年最長期国債利回り(長期金利)は29日、4月18日以来4カ月ぶりとなる1.4%に低下した。世界的な景気後退懸念や米金融不安を背景に質への逃避による動きに加えて、月末恒例のインデックス年限長期化に伴う買いが金利低下を促した。今週の市場では、9月中旬に予定されている米金融機関の決算を控え、米金融不安が強まる可能性があることに加えて、国内でも不動産・建設関係の相次ぐ経営破たんなどで、クレジット市場でスプレッドの銘柄間格差が広がっており、安全資産とされる国債を選好する流れが継続しそうだ。「債券ポジションをなかなかショートにしにくい状況」(国内金融機関)という。 続く...












