レンジ取引、不安を内包しながらのボックス圏相場に=来週の東京株式市場
[東京 23日 ロイター] 来週の東京株式市場は不安を内包しながらのレンジ取引となる見通し。上値はバリュエーションの壁に阻まれる一方、下値では押し目買いが入る展開となりボックス圏相場色が強くなっている。商品価格高騰を背景にしたインフレ懸念や世界経済後退懸念が消えないなか、日本株に対する好需給がいつまで続くかで上下どちらに放れるかが決まるとみられている。
来週の日経平均株価の予想レンジは、1万3700円─1万4300円。
<好業績・割安株が売られる状況に、海外投資家離脱の懸念>
市場関係者が注目しているのは業種別の騰落動向だ。23日の東京市場では保険、医薬品が値上がり上位にランクされる一方、鉄鋼、海運、商社などの値下がり率が高かった。こうした動きに対して市場からは「好業績かつ割安感のあるバリュー株が大きく下落し、業績期待のそれほど大きくないセクターが高い。こうした『筋道』の通らない状況が続くと海外投資家は逃げていく」(欧州系証券)と懸念する声が出ている。












