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UPDATE1: 金利決定前に経済指標を検証する時間の余裕ある=豪中銀総裁
2007年6月14日 / 06:36 / 10年後

UPDATE1: 金利決定前に経済指標を検証する時間の余裕ある=豪中銀総裁

 [ブリスベーン 14日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のスティーブンス総裁は14日、講演で、豪経済は堅調でインフレが来年上昇する公算が大きいとする一方、利上げするかどうかを決定する前に経済指標を検証する時間の余裕がある、との認識を示した。

 同総裁のコメントを受けて、金融市場では、向こう数カ月の利上げの可能性が低下したとの見方が広がり、豪ドルは下落、債券は買われた。

 同総裁は「中期的なインフレ懸念は残り、現行の金融政策が十分に抑制的かどうか考えていく必要がある。一方、短期的なインフレ見通しは低めで、需要動向などを検証する時間的な余裕がある」と主張。一段の利上げが必要かどうか、向こう数カ月にわたって検討する、と述べた。

 

 豪中銀は昨年、インフレを抑制するため3度の利上げを行い、現在のオフィシャルキャッシュレートは6.25%。2007年に入ってからは物価上昇圧力がやや和らいだため、政策金利据え置きが続いている。

 ただ、最近発表された経済指標は予想より強い内容となっている。第1・四半期の経済成長は大幅に加速、5月の失業率は4.2%と33年ぶりの水準に改善しており、今後のインフレへの懸念が広がっている。

 金融市場では、今年10月までに政策金利が6.5%に引き上げられるとの見方を完全に織り込んでいる。この日の同総裁のコメントを受けて、7月に利上げが実施される可能性はほぼ消えた、と見られている。

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