英バークレイズ、ヘッジファンド投資めぐりベア・スターンズ提訴

2007年 12月 20日 09:33 JST
 

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 英銀大手のバークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)は19日、今年夏に破たんしたベアー・スターンズBSC.N傘下のヘッジファンドを問題資産の保有先として利用していたとして、ベアー・スターンズを相手取りニューヨーク南部地区連邦地裁に訴訟を起こした。

 ベアー・スターンズからは今のところコメントは得られていない。

 バークレイズは、ベアー・スターンズ傘下の2ヘッジファンドの破たんについて過去10年では最も衝撃的な出来事の一つとしている。バークレイズは、リスクの高いサブプライムローン関連証券に投資していた同ヘッジファンドの1つであるエンハーンスト・レバレッジ・ファンドの単独出資者だった。破たん前の両ファンドの資産総額は200億ドル以上とされる。

 バークレイズは訴状で「ベアー・スターンズ・アセット・マネジメント(BSAM)は、取得価格では他の投資家に転売できないリスクの高い問題資産の保有場所としてエンハーンスト・ファンドを利用していた」としている。

 BSAMは5月末時点で、最もリスクのある証券5億ドル相当をエンハーンスト・ファンドに購入させたが、ベアー・スターンズとの契約では同ファンドがその種の証券は保有しない約束になっていたという。

 
 

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