賃上げ率が行き過ぎれば労働市場の回復が損なわれる恐れ=独5賢人委メンバー
[ベルリン 15日 ロイター] ドイツ政府経済諮問委員会(5賢人委員会)メンバーであるウォルフガング・フランツ氏は15日、今年の賃金交渉による賃上げ率が行き過ぎれば労働市場の回復は損なわれるリスクがあり、賃上げ率が過度に高くならないよう留意する必要がある、との認識を示した。
同氏はドイツのZDFテレビに出演し、過去2年間は緩やかな賃上げ合意が失業率を低下させるカギになってきたと指摘した上で「特に最低賃金制度が導入されれば、その逆は誤ったアプローチになる」と述べた。
さらに、今年のドイツ経済の成長率は、2007年の2.5%からおそらく2%以下に鈍化する見込みで、賃金を大幅に引き上げるには環境が厳しくなっている、と語った。
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