UPDATE2: 米JPモルガンがベアー・スターンズ買収を発表、市場価格大幅に下回る1株2ドルで
[ニューヨーク 16日 ロイター] 米JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は16日、米投資銀行ベアー・スターンズBSC.Nを買収すると発表した。信用危機の渦中にあるベアー・スターンズ買収は、株式交換方式でベアー株1株当たりわずか2ドル、総額約2億3600万ドルになる。
米連邦準備理事会(FRB)と米財務省の支援も受けた今回の買収は、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機が深刻化するなかで、銀行や金融会社が直面しているリスクの高まり具合を鮮明にするとともに、1株2ドルという安値の買収は、銀行セクターのバリュエーションをめぐる疑問を浮上させている。
ベアー買収の発表からほとんど間髪置かず、FRBが緊急の公定歩合引き下げと新貸し出し制度の創設を発表した。しかし、パニック状態の投資家を落ち着かせることはできず、日本時間17日午前の金融市場で米ドルは対ユーロで最安値を更新、アジア株式市場は急落している。
ベアー株の14日の終値は30.85ドル。前日から約46%急落し、時価総額は35億ドルとなった。2007年1月には171ドル超の最高値を付けていた。
ソラリス・アセット・マネジメント(ニューヨーク)のティモシー・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「ベアーの経営陣がこれほどディスカウントした水準で資産を手放す決断をしたことで、多くの企業のバランスシート上にある資産価値に疑問符が付いた」と指摘。 続く...












