米デルタとノースウエスト、燃料費高騰などで四半期決算が大幅赤字に

2008年 04月 24日 11:32 JST
 

 [シカゴ 23日 ロイター] 合併で合意している米デルタ航空(DAL.N: 株価, 企業情報, レポート)とノースウエスト航空NWA.Nが23日発表した2008年第1・四半期決算は、燃料費高騰や特別損失の計上が響き、両社合わせて105億ドルという巨額の赤字となった。

 米国で第3位のデルタ航空の最終赤字は64億ドル(1株当たり16.15ドル)、第5位のノースウエスト航空の最終赤字は41億ドル(同15.78ドル)だった。

 両社とも、07年に破産法適用下から脱却する際に想定していた企業価値に関する数十億ドルの非現金特損がなければ、赤字幅は大幅に縮小していただろうとしている。企業価値を想定する際に基づいていた原油価格の見通しは、実際の相場がバレル当たり100ドル超に急騰したことで崩れている。

 デルタによると、61億ドルののれん代償却費、その他の特別項目を除いた赤字は2億7400万ドル(同0.69ドル)だった。燃料費は5億8500万ドル増加した。売上高は12%増の47億7000万ドル。

 ノースウエストによると、39億ドルののれん代償却費や燃料ヘッジ関連損失を除いた赤字は1億9100万ドルだった。営業収入は8.8%増えて31億ドルとなった。燃料費は58.2%増の11億1000万ドル。

 ノースウエストのダグ・スティーンランド最高経営責任者(CEO)は声明で「持続的に高い燃料価格がノースウエストと航空業界全体の極めて大きな課題となっている」と指摘した。

 デルタは先週、ノースウエスト航空を約30億ドルで買収すると発表した。両社の合併により、世界最大の航空会社が誕生する。両社は売上高とコスト削減で合わせて年10億ドルの相乗効果を予想している。

 
 

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