トムソン・ロイター、年内に編集部門で140人削減=編集主幹

2008年 05月 20日 10:09 JST
 

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 情報サービスのトムソン・ロイター(TRI.TO: 株価, 企業情報, レポート) (TRIL.L: 株価, 企業情報, レポート)は、ロイター・ニュースによるトムソン・フィナンシャル・ニュースの吸収に伴い、両サービスの業務の重複をなくすため、年内に編集部門で140人を削減する。

 デイビッド・シュレシンジャー編集主幹は19日、社員向けメモの形で、人員削減の半数以上は欧州を対象とし、残りはその他の各地域で実施すると発表。同時に、成長分野を強化する戦力として新たに50人増員し、編集部門の人員を年末までに2500人程度にする計画を明らかにした。

 シュレシンジャー編集主幹はメモの中で、「2つの類似し、かつ競争していた組織が統合されれば、当然、報道活動での重複が起きる」と指摘。「人員削減を最小限にとどめ、人員過剰を回避するため、新たな職種への異動を促すほか、新組織には必要ない空きポストを廃止するなどの努力を重ねてきた」と述べた

 今回の人員削減案に対し、英ジャーナリスト労組(NUJ)はストの可能性を排除しないとしているが、まず会社側と交渉する意向を示した。NUJの幹部は「これまで、いかなる人員削減も希望退職を通じて実施するよう要求してきたが、今後もそう要求する」と語った。 

 トムソン・ロイターでは、4月の正式発足後に人員削減を実施する方針を示してきた。英BBCは、全従業員数5万人のトムソン・ロイターが合計1500人の人員削減を行うと報道している。

 コンテンツ・技術・オペレーション部門の責任者が従業員に宛てたメモによると、同部門では最大650人の削減が行われる見通し。トムソン・ロイターの広報担当者はこれらのメモを確認した。

 この日のトムソン・ロイターの株価はロンドン市場で1.63%高の1682ペンス、ニューヨーク市場では0.80%高の37.95ドルでそれぞれ引けた。

  続く...

 
 

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