2008年6月30日 / 01:45 / 9年前

独仏スペインの閣僚、予想されるECBの利上げに対して警告

 [パリ/ベルリン 29日 ロイター] ドイツ、スペイン、フランスの首相および閣僚は、予想されている今週の利上げについて、成長を損なう恐れがあるとして欧州銀行(ECB)に警告した。

 ECBのトリシェ総裁は、5月に過去最高の3.7%に上昇したインフレ率に対抗するため、7月3日の理事会で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ4.25%とする方針を明確にしている。

 いつもは金融政策にコメントしないシュタインブリュック独財務相は、シュピーゲル誌のインタビューで、金利上昇は成長鈍化を悪化させるリスクがあると警告。

 「ECBは、利上げで間違ったシグナルを送る可能性があるということを考えるべきだ。景気鈍化の際には、正循環的な影響を及ぼしかねない」と述べた。

 またスペインのサパテロ首相も、パイス紙とのインタビューで同様のメッセージを主張。「基本的に欧州のインフレは過剰な内需ではなく原油や食料の価格高騰によるもので、今は一定の柔軟性が必要だ」と述べた。

 フランスのラガルド経済財務雇用相は、独財務相の異例な金融政策についての発言を歓迎。テレビのインタビューで「われわれが過去数カ月に言い続けてきたことだ。ドイツがフランスや他の欧州諸国の見解に加わったことは喜ばしい。また、スペインが『スタグフレーションのリスクはとれず、経済統計はインフレとおそらく成長の2つを考慮すべき』との見解を示したことにも注目している」と述べた。

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