米国経済のリセッション懸念高まる、成長見通しが下方修正=ブルーチップ調査
[ワシントン 10日 ロイター] ブルーチップ・エコノミック・インディケータースの調査で、米経済はエネルギー価格高、労働市場の縮小、株価下落を受け、既にリセッション入りしたか、今年後半にもリセッションに陥る可能性があると考えているエコノミストが多いことが明らかになった。
米経済は過去10年来で最悪の住宅市況の落ち込みによる痛手を被っているが、エネルギー価格高、労働市場の縮小、株価下落のあおりを受け、2008年後半から09年にかけての景気見通しが悪化している。
ゴールドマン・サックスのエコノミスト、アンドリュー・ティルトン氏は「原油価格が1バレル=144ドル近辺まで上昇したことで、家計に占めるエネルギー支出の割合は引き続き増加する」との見方を示している。
ブルーチップ調査によると、エコノミストの54.5%が、米経済は既にリセッション入りしたか今後リセッション入りする可能性があると回答し、前回調査の46.5%から増加した。
第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率のコンセンサス予想は1.2%と、予想外に好調だった消費を受け、0.4%から上方修正された。第2・四半期のGDP速報値は今月末にも発表される。エコノミストの間では、同四半期の好調な消費の背景には、所得税還付などの景気刺激策があるとの見方が強い。
しかし、第2・四半期以降の見通しは軒並み下方修正された。第3・四半期のGDP伸び率予測は1.3%と、前回6月の調査の1.5%から下方修正された。第4・四半期は0.6%と、前回予測の約半分に引き下げられた。
同レポートは「1060億ドルに上る戻し減税の小切手の75%が既に送付されており、大方の予測以上のペースで消費に回されている」とした。 続く...












