アジア通貨動向(24日)=原油下落でペソ・ウォン上昇、シンガポールドル下落

2008年 07月 24日 13:41 JST
 

 [シンガポール 24日 ロイター] 24日午前のアジア通貨は、原油価格の下落を受けてフィリピンペソPHP=と韓国ウォンKRW=が上昇する一方、シンガポールドルSGD=は下落。シンガポールのインフレ率が予想よりも低かったことから一段の引き締め政策が実施される可能性が低くなったことが下げ要因となっている。

 ペソは0.4%上昇し、1米ドル=43.83ペソとなり、6月4日以来初めて44ペソを超えるペソ高水準で推移している。

 マニラの市場関係者は「原油価格がペソの上昇の原動力となっている。中央銀行がインフレを懸念するコメントが出たことも影響している」と述べた。

 フィリピン中央銀行はインフレ抑制のため、17日に政策金利である翌日物借入金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げた。6月のインフレ率は14年ぶりの11.4%の高水準となっていた。

 アマンド・テタンコ中銀総裁は23日、インフレを抑えるため翌日物借入金利の引き上げを継続する方針を示唆した。

 ペソは今回の利上げ以降、対米ドルで2.7%上昇したが、年初来では6%近く下落しており、他のアジア通貨から出遅れたままでいる。

 23日の米原油先物CLc1は1バレル=124.5ドル近辺と、今月につけた過去最高値から約23ドル下げた水準となり、7週間ぶりの安値をつけた。  続く...

 
 

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