米金融・債券市場展望=GSEや銀行をめぐる情勢に注目

2008年 08月 25日 06:44 JST
 

 [ニューヨーク 22日 ロイター] 25日から始まる週の米国債市場では、政府系住宅金融機関(GSE)の米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)や銀行の動向が引き続き注視されるだろう。

 来週発表される住宅、消費者信頼感、製造業、雇用に関する一連の統計によって、1年に及ぶ世界的な信用危機が既に低迷する経済に一段と打撃を与えていることが確認される見込みで、国債への着実な買いにつながるもようだ。

 だが米国債相場は、ファニーメイとフレディマックの社債と株式の動向に密接に反応する見通し。

 とりわけ投資家らは、米政府が両社の救済に向けた措置を講じる可能性の有無や、こうした措置が両社の社債、株式の相場動向にどのような影響を及ぼすかをじっくりと検討している。

 長期的には、両社の救済に要する費用を賄うため国債が増発されれば、米国債相場を押し下げる恐れがある。

 だが現状では、金融システムに対する明確なストレスが強まるほど、安全な資金の逃避先である米国債が一段と購入される状況となっている。

 バンク・オブ・アメリカ証券のトレジャリー・アンド・エージェンシー・トレーディング・ストラテジスト、マイク・クロハティー氏は「金融情勢に関する着実な悪材料の流れが必要となろう。利回りが現在の水準を維持するには、危機的な状況が持続する必要があろう」と指摘した。10年物利回りは今週、いったん3.80%を割り込み、約1カ月ぶりの低水準を記録した。

 クロハティー氏はまた「相場に大きな影響が生じるには経済指標が極めて予想外の内容となる必要があると思う」と語った。  続く...

 
 

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