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UPDATE2: FRBが緊急協調利下げ、FF金利を0.5%引き下げ1.5%に
2008年10月8日 / 12:57 / 9年後

UPDATE2: FRBが緊急協調利下げ、FF金利を0.5%引き下げ1.5%に

 [ワシントン 8日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は8日、世界の主要中央銀行と緊急協調利下げに踏み切った。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%ポイント引き下げ1.5%とし、公定歩合も0.5%ポイント引き下げ1.75%とした。協調利下げには欧州中央銀行(ECB)に加え、英国、スイス、カナダ、スウェーデンの中央銀行が参加した。

 FRBは世界的な市場の動揺を抑えるため協調利下げを主導、ECBは主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を4.25%から3.75%に、イングランド銀行は政策金利を5.0%から4.5%に引き下げた。

 これに中国も加わり、中国人民銀行は主要政策金利を27ベーシスポイント引き下げた。

 日銀は利下げには参加しなかったが、FRBは日銀が協調政策行動に強い支持を表明していると発表した。

 FRBは声明で「経済データは、経済活動のペースがこの数カ月間、著しく減速したことを示している」とし、「金融市場の混乱の深まりにより、支出が一段と抑制される可能性が高い。家計と企業の信用獲得能力の低下が一因だ」と述べた。

 FRBはまた、インフレは高水準にあるが、最近のエネルギーやその他の商品価格の下落でインフレリスクは後退しているとの見方を示した。

 FF金利の引き下げは全会一致の決定だったという。FRBはさらに、インフレ期待は後退しているもようだとし、これにより物価の安定が下支えられる可能性があるとの見方を示した。

 「最近の金融危機の深まりにより、成長に対する下振れリスクが増加し、その結果、物価安定に対する上振れリスクが一段と低下した」と指摘した。

 野村證券(ロンドン)の金利戦略部門代表チャールス・ディベル氏は「各国中銀はついに、状況の重大性に目を覚ましたようだ」と指摘。「今回の措置は、危機的状況の安定化に当局が真剣であることを世界に確信させる大きな一歩だ」と述べた。

 その上で「これは世界の全ての病に効く万能薬ではないが、有効であり、市場に一息つく余裕を与えるのに役立つ」との見方を示した。

 

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