〔焦点〕経済問題でオバマ氏に脚光、ブッシュ大統領の影が一段と薄れる

2008年 11月 27日 13:23 JST
 

 [シカゴ 26日 ロイター] 米国の大統領はいちどきに1人と決まっているかもしれないが、今週のオバマ次期大統領の行動を見る限り、そうとは感じないだろう。

 民主党候補として大統領選を戦い、勝利したオバマ氏は当選後3週間、目立たないように行動を控えてきたが、ここにきて経済に関する一連の発言や閣僚人事発表で行動に移り、現職のブッシュ大統領の影を薄くさせている。

 金融市場が一段のリーダーシップを強く求めるのなら、メッセージを携えているのはオバマ次期大統領だ。

 ジョージタウン大学のスティーブン・ウェイン教授は「リーダーシップの空白が存在している。オバマ氏がそれを埋めなければ、短期的にはさらに大きなパニックが生じるだろう。また、オバマ氏が正式に大統領に就任するまでに問題は大きくなる」と指摘。「今行動できる権限は依然としてブッシュ大統領にある。しかし不安を募らせている米国民に今後の計画を伝えるのはオバマ氏の義務だ」と述べた。

 オバマ氏は24日、記者会見を開き、経済閣僚を発表した。新しい経済チームのメンバーと星条旗に囲まれた次期大統領は、新たに積極的な景気対策をまとめ、米経済を立て直すと約束した。

 25日には行政管理予算局(OMB)の局長を指名し、無駄な歳出を大幅に削る意向を示した。

 両日ともにオバマ氏は記者団からの質問を受け付けた。新しい財務長官に起用されたガイトナー・ニューヨーク連銀総裁ら新政権の面々はオバマ氏の背後に立ち、黙ったままだった。

 オバマ氏は26日も記者会見を予定している。  続く...

 
 

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