UPDATE2: 新疆ウイグル自治区の暴動で140人死亡=当局

2009年 07月 6日 17:01 JST
 

 [北京 6日 ロイター] 中国の新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日に発生した暴動による死者数は、これまでに確認されただけでも140人となった。ウルムチの共産党組織トップのLi Zhi氏が、6日朝に行われた記者会見で明らかにしたとして、半国営のチャイナ・ニューズ・エージェンシーが伝えた。

 国営新華社通信はこれとは別に、地元警察の情報として暴動による負傷者数がこれまでに816人に上ったと伝えた。同通信は死者数は129人としている。

 広東省で6月末に漢族とウイグル族の労働者による紛争が発生し、ウイグル人2人が死亡。ウルムチではこの事件に対する中国政府の対応への抗議行動が行われていた。

 5日には街頭に繰り出した市民の一部が車両に放火するなどし、機動隊と衝突。政府は5日の暴動の参加者数は300─500人程度としているが、参加者数は最大で3000人に上ったとの情報もある。

 中国の国営テレビは、街頭に繰り出した市民が警察の車両に石を投げるなどする映像や、燃える車両から煙が噴き出す光景などを放映。ウルムチ在住のZhang Wanxin氏はロイターの電話取材に対し「漢族の人たちが数人が刺されるのを目撃した。バスに乗っていた人たちは皆、戦慄をもってこうした光景を目撃した」と述べた。

 新華社は警察当局は暴動に参加した「数100人」を逮捕したと報道。このなかには当局が暴動を扇動したとする10人以上の重要人物が含まれるとしている。

 新華社は6日朝までには「事態は鎮圧された」と伝えた。新疆の別の地域に暴動が飛び火したとの報道は今のところない。

 ウルムチは北京から西に3270キロ(2050マイル)のところにあり、人口は約230万人。ウルムチで乾燥果物を取り扱うYang Jin氏は電話取材に対し「ウルムチは戒厳令下に置かれている。現在は事態は幾分沈静化しているようにみえる」と述べた。  続く...

 
 

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