6月の米小売各社の売上高は大半が減少、悪天候で夏物の販売が低迷

2009年 07月 10日 08:09 JST
 

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 6月の米小売の既存店売上高は、大半の小売店で減少した。雇用市場の悪化や悪天候により、夏物の販売が低迷した。

 トムソン・ロイターによると、6月の既存店売上高は前年比4.9%減少した。調査対象の小売店の半分以上は、売上高が予想にとどかなかった。十代の若者をターゲットにした衣料品チェーン店やデパートの売上高の落ち込みが特に目立った。

 ギャップ(GPS.N: 株価, 企業情報, レポート)、リミテッド(LTD.N: 株価, 企業情報, レポート)、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO.N: 株価, 企業情報, レポート)、および、アバクロンビー&フィッチ(ANF.N: 株価, 企業情報, レポート)では、売上高は2けたの減少となった。

 デパートでは、メーシーズ(M.N: 株価, 企業情報, レポート)の既存店売上高が8.9%減、ノードストローム(JWN.N: 株価, 企業情報, レポート)が10%減となった。

 ディスカウントストアでは、ターゲット(TGT.N: 株価, 企業情報, レポート)の売上高が6.2%減少。アナリスト予想は5.6%減だった。ただ、同社は、四半期業績が市場予想と一致するか、もしくは、上回るとの見方を示した。会員制倉庫型ストアのコストコ(COST.O: 株価, 企業情報, レポート)の売上高は、カメラやエアコンに対する需要がさえず、6%減少した。ただ、予想とは一致した。

 トムソン・ロイターによると、既存店売上高は10カ月連続で減少しており、2000年以来最も長い期間減少が続いている。

 ショッピングセンター国際評議会(ICSC)は、7月の既存店売上高が約5%減になると予想している。

 小売業界のリサーチ会社、カスタマー・グロース・パートナーズのプレジデント、クレイグ・ジョンソン氏は「夏の間、引き続き(売上は)かなり低迷するだろう」と指摘。「全般的に、グリーンシューツ(若芽)はほとんど見られない」と語った。  続く...

 
 

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