米カリフォルニア州、IOU発行で9月までの資金は確保=会計監査官

2009年 07月 13日 14:57 JST
 

 [サンフランシスコ 10日 ロイター] カリフォルニア州の会計監査官は10日、IOU(借用書)の発行により、債権者への支払いなどの資金を9月までは確保したが、10月以降に資金繰りが困難になる可能性があるとの見方を示した。

 一方、IOUについては、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、ウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)が10日以降は受け付けない方針を示していることから、換金を急ぐ保有者により13日にもIOUの二次市場での流通が始まる可能性がある。

 財政難に苦しむカリフォルニア州は、税金の払い戻しや業者への支払いのための財源確保に向け、先週からIOUの発行を開始した。

 チャン会計監査官は、今月中に30億ドル以上のIOUを発行する意向を表明している。しかし、財政が均衡されなければ、10月に資金が枯渇する可能性があり、優先されるべき支払いができなくなるとの見通しを示した。監査官は「IOU(の発行)なしでは、カリフォルニア州の資金は枯渇し、7月末には保護された支払いが不可能になる可能性がある」と指摘。「最新の資金見通しによると、IOUにより支払いのための十分な資金が9月までは確保されているが、10月以降は資金不足で支払いが困難になる」との見方を示した。

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