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インドが金利据え置き、利下げ打ち止め示唆 インフレ動向見極めへ
2017年2月8日 / 10:04 / 7ヶ月前

インドが金利据え置き、利下げ打ち止め示唆 インフレ動向見極めへ

[ムンバイ 8日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は8日、レポレートを6.25%に据え置いた。据え置きは前回会合に続き2回。インフレ動向や昨年の高額紙幣廃止の経済への影響を今後見極める姿勢を示した。

また、高額紙幣廃止に伴い実施していた現金自動預払機(ATM)と当座預金からの現金引き出し制限を3月13日から撤廃すると発表した。

政策金利据え置きは金融政策委員6対0の全会一致で決定。リバースレポレートを5.75%に、現金準備率を4.00%に、それぞれ据え置いた。

中銀は声明で「高額紙幣廃止がインフレと生産ギャップに及ぼす影響を見極めるため、政策金利を据え置くと同時に、政策スタンスは緩和的から中立的に変更することを決定した」と表明した。

先週ロイターが実施したエコノミスト調査の事前予想はまちまちで、46人のうち28人がレポレートの25ベーシスポイント(bp)、2人が50bpの引き下げを予想。残りは4月に開催される次回会合まで様子見としていた。

フィリップ・キャピタル・インディアのエコノミストは、決定は意外だったとし、追加利下げの可能性は消えたと述べた。

10年債利回りIN069726G=CCは上昇、株価はほぼ変わらず、通貨ルピーは小幅上昇した。

<利下げ余地はないか>

中銀の中期インフレ率目標は4%だが、12月のインフレ率は3.41%と2年ぶり低水準を記録した。そのため、多くのアナリストは、利下げの余地はまだあると考えていた。

しかし、中銀は、インフレ鈍化は、変動の大きい食品の値下がりが主因だとし、物価が目標に確実に近づくことを重視する姿勢を示した。

また、高額紙幣廃止の影響が懸念されていることを受け、4月からの新年度には成長が急回復するとの見通しを示した。

中銀は2015年1月から2016年10月まで、合計175bpの利下げを行っている。

中銀は今回、市中銀行が今年に入り貸出金利を大幅に引き下げており、追加利下げの必要性は薄れたとの見解を示した。

さらに、海外リスク要因のルピーへの影響を見極めるにはなお時間を要するとした。

*内容を追加します。

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