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インドネシアが国防費拡大の可能性、背景に中国への警戒感
2014年12月10日 / 02:37 / 3年前

インドネシアが国防費拡大の可能性、背景に中国への警戒感

 12月10日、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領のアドバイザーは9日、南シナ海の一部を含む地域の主権を守るため、同国の国防費が2019年までに年間200億ドルに拡大する可能性があると指摘した。写真は、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領、11月撮影(2014年 ロイター/Damir Sagolj)

[ワシントン 9日 ロイター] - インドネシアのジョコ・ウィドド大統領のアドバイザーは9日、南シナ海の一部を含む地域の主権を守るため、同国の国防費が2019年までに年間200億ドルに拡大する可能性があると指摘した。

過去にインドネシアの特殊部隊で司令官を務めたLuhut Panjaitan氏は米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)に対し、南シナ海での領有権問題解決のためインドネシアが軍事行動に訴える計画はなく、中国と域内の関係諸国に対し引き続き対話での解決を呼び掛けると述べた。

その上で、南シナ海のナトゥナ諸島を含む国益を守るため、軍事強化は重要だと指摘。中国とインドネシアは同諸島がインドネシアのリアウ諸島州に属するという認識で一致しているが、インドネシア国軍のモエルドコ司令官は4月、中国が領有権と主張する、南シナ海の約90%が対象となる「九段線」にナトゥナ諸島の一部を含めていると批判した。

Luhut氏は、アジア地域での勢力均衡維持においてインドネシアが果たす役割があると述べ、向こう5年間で国防費を国内総生産(GDP)比で1.5%に拡大する計画だと指摘。経済成長が7%程度であることを前提とすると、2019年までに国防予算は年間約200億ドルに達する見通しだと述べた。

同氏によると、インドネシア政府は海上警備活動を強化し、C130輸送機を現在の3機から5機に増やしたい考え。無人機計画も大統領の国境警備戦略で重要な部分を占めることになるという。

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