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米雇用統計:識者はこうみる
2016年12月2日 / 15:47 / 1年前

米雇用統計:識者はこうみる

[2日 ロイター] - 米労働省が発表した11月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が17万8000人増となった。失業率は4.6%と、約9年ぶりの水準に改善し、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切る下地がほぼ整った可能性がある。

12月2日、11月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が17万8000人増となった。失業率は約9年ぶりの水準に改善し、FRBが12月に利上げに踏み切る下地がほぼ整った可能性がある。写真は2012年4月、ワシントンのFRBビル前で撮影(2016年 ロイター/Joshua Roberts/File Photo)

識者のコメントは以下の通り。

●失業率の大幅低下はサプライズ、12月利上げ予想

<サビルズ・スタッドリー(ニューヨーク)の首席エコノミスト、ヘイディ・リーナー氏>

失業率が4.6%に大幅低下したのには驚いた。米連邦準備理事会(FRB)は12月に利上げするとおもう。失業率が4.6%に低下したことで今後は賃金上昇が焦点になるだろう。

●12月利上げ後押し

<アリアンツの首席経済アドバイザー、モハメド・エラリアン氏>

11月の米雇用統計は底堅く、米連邦準備理事会(FRB)の12利上げをさらに後押しすることになると考える。賃金も強い伸びを示していれば、FRBは将来の金利の道筋についてより積極的な姿勢に傾いただろう。

●FRBは来年2回の利上げに快適か

<バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)メリルリンチ(ニューヨーク)の短期金利戦略部長、マーク・カバナ氏>

失業率の低下と労働市場の引き締まり具合を考えると、今後賃金圧力が上昇していかないとおかしい。2017年の利上げペースについては、トランプ新政権の政策にもよるとおもうが、連邦準備理事会(FRB)はドット・チャート(=今後の政策金利の推移を点で示したグラフ)に記されているように、2回の利上げを快適と感じているのではないか。

賃金が予想を下回ったことは今後注視していく必要があるものの、全般的には雇用は底堅い伸びが続いており、FRBが今月と来年にかけて引き締め政策を進めていく上での後押しとなるだろう。

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