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不規則な睡眠で大学の成績低下の可能性、米チームが研究発表
2017年6月15日 / 01:45 / 3ヶ月前

不規則な睡眠で大学の成績低下の可能性、米チームが研究発表

科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された米研究チームの調査で、就寝と起床の時間が週末を含めてほぼ一定している大学生は、不規則な学生に比べて成績が良い可能性があることが分かった。写真は2012年11月撮影のハーバード大学のようす(2017年 ロイター/Jessica Rinaldi)

[13日 ロイターヘルス] - 科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された米研究チームの調査で、就寝と起床の時間が週末を含めてほぼ一定している大学生は、不規則な学生に比べて成績が良い可能性があることが分かった。

調査を執筆したボストンのブリガム&ウィメンズ病院睡眠健康研究所のチャールズ・チェスラー所長は、ロイターに送付した電子メールで「平日寝不足で、週末にまとめて眠る学生は、睡眠周期が一定している学生に比べて成績が低い。重要なのは、睡眠時間の合計は無関係なこと。睡眠のタイミングが成績低下と関連している」と述べた。

調査では、18─24歳の全日制大学生61人を30日間追跡。睡眠記録を付けてもらい、独自に開発した「睡眠規則性指数」(SRI)を使用して睡眠パターンを分析した。指数は、毎日完全に同じ時間に就寝・起床する人を100、不規則な人をゼロとした。上位20%までは睡眠が規則的、下位20%は不規則な睡眠と分類される。

規則的な睡眠を取っている人は、睡眠の55%を夜間(午後10時から午前10時)に分類された時間でとり、それ以外の時間はわずか1%にとどまった。これに対し、不規則な睡眠の人は、夜間に眠った時間の割合は42%、それ以外の時間は11%だった。

SRIが10ポイント上昇すると、成績評価を示すグレード・ポイント・アベレージ(GPA)は平均0.1ポイント上昇した。

研究チームは、不規則な睡眠では日中に光を浴びることが減るため、睡眠ホルモンのメラトニン分泌が遅れて体内時計が狂い、成績が低下している可能性があると指摘。この研究で、不規則な睡眠が成績低下につながることが証明されたとは言えないが、高成績を収めることを妨げる日常習慣の1つの可能性はあるとしている。

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