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10兆円規模の複数事業を具体化、骨太に盛り込みへ=諮問会議で再生相
2016年3月16日 / 08:31 / 2年前

10兆円規模の複数事業を具体化、骨太に盛り込みへ=諮問会議で再生相

 3月16日、政府が11日開催した経済財政諮問会議で、10兆円規模の複数のプロジェクトを具体化して600兆円経済を目指すことを議論していたことが、16日公表された議事要旨で明らかになった。民間議員の提案を受け、石原伸晃・経済再生相は6月に作成する今年の「骨太方針」に多くの10兆円事業を盛り込むことに意欲を示した。写真は都内で1月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 16日 ロイター] - 政府が3月11日開催した経済財政諮問会議で、10兆円規模の複数のプロジェクトを具体化して600兆円経済を目指すことを議論していたことが、16日公表された議事要旨で明らかになった。民間議員の提案を受け、石原伸晃・経済再生相は6月に作成する今年の「骨太方針」に多くの10兆円事業を盛り込むことに意欲を示した。

議事要旨によると、民間議員の榊原定征・経団連会長が、個人消費が足踏みしている状況への中期的対応策として「たとえば10兆円規模の、GDP(国内総生産)を押し上げる効果があるようなプロジェクトはいくつかあると思う」と発言。米国のように、年末一斉セールの展開や、観光振興拡大、さらに民間設備投資拡大でそれぞれ10兆円の効果が期待できると提言した。

高橋進・日本総研理事長は、消費税を引き上げた後に消費の動きが鈍くなったとして、賃金が上がっても消費が伸びない世代があると指摘。社会保険料の負担増が影響している可能性を挙げた。その上で、消費が弱い要因を分析するよう内閣府に要請、必要な消費喚起策を議論する必要があると述べた。

こうした提言を受けて、石原再生相は「消費を喚起する10兆円プロジェクトを官民を挙げて多く作り、600兆円経済を編み出していくということも、骨太方針の中に入れられるよう頑張りたい」と述べた。

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