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来週はドル高値試すか、米雇用統計良好なら105円方向へ
2016年10月7日 / 08:26 / 1年前

来週はドル高値試すか、米雇用統計良好なら105円方向へ

 10月7日、来週の外為市場で、ドル/円は米雇用統計と大統領候補者討論会を消化しながら方向感を探る展開となりそうだ。写真は都内で2011年8月撮影(2016年 ロイター/ Yuriko Nakao)

[東京 7日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル/円は米雇用統計と大統領候補者討論会を消化しながら方向感を探る展開となりそうだ。テクニカル面でレジスタンスとなっていた節目を上抜け、短期的に100円割れのリスクは後退している。雇用統計が良い内容となり、討論会でクリントン民主党候補が勝利したと受け止められれば、7月末以来の105円台も視野に入りそうだ。

予想レンジはドル/円が102.00─105.20円、ユーロ/ドルが1.1000─1.1250ドル。

石油輸出国機構(OPEC)の減産合意やドイツ銀行の経営不安一巡などで、外部環境が好転。今週は年初から頭を押さえられていた75日移動平均線、日足一目均衡表の雲などを上抜け、ドルは一時104.17円まで上昇した。

7日の英ポンド急落が「ドル/円の一段の上昇に水を差した」(国内金融機関)との指摘もあるが、テクニカル面から円高トレンドが転換したとみる向きも多く、「米雇用統計が良好なら104円半ばに上伸。討論会でクリントン優勢となれば105円をうかがいそうだ」(同)との声が出ている。

一方で、8月から続いてきた100─105円レンジの上限に近づいてきたこともあり、一部には高値警戒感もある。雇用統計がさえず、トランプ候補優勢となった場合は調整が入り、103円を割り込む可能性もあるという。ただ、米国の年内利上げ観測は維持されそうで、102円付近では押し目買いが下値を支えそうだ。

ロイターがまとめた市場予想によると、9月米雇用統計の非農業部門雇用者数の増加は17万5000人、失業率は4.9%。

米大統領候補のテレビ討論会は2回目で、日本時間10日に行われる。先月27日の1回目の討論会では、序盤からクリントン氏が優勢と受け止められドル買い/円売りで反応した。

来週の主なイベント・経済指標としては、11日に独ZEW景況感指数、12日に9月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、13日に新規失業保険申請件数、イングランド銀行(BOE)金融政策委員会、14日に中国の各種経済指標、米国の小売売上高などがある。

このところユーロ/ドルはレンジ相場が続いていたが、下方向が意識されやすくなっている。市場では「英ポンド安の流れと米利上げ期待から、ユーロは1.11ドルを割り込む公算が高い」(外為アナリスト)との声が出ている。

為替マーケットチーム

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