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核燃再処理工場の完成、18年度上期に 延期23回目=日本原燃
2015年11月16日 / 08:20 / 2年前

核燃再処理工場の完成、18年度上期に 延期23回目=日本原燃

[東京 16日 ロイター] - 日本原燃は16日、青森県六ヶ所村で工事を進めている核燃料再処理工場とウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料工場の完成時期をそれぞれ延期すると発表した。

核燃料施設の新規制基準に対応する工事によるもので、16年3月としていた再処理工場の完成は18年度上期に延ばした。再処理工場の延期は23回目。

MOX燃料工場は17年10月の完成を目指していたが、19年度上期に延期した。同工場の延期は5回目。

再処理工場の完成延期は、事故発生時の対応拠点の「緊急時対策所」、重大事故の際に必要となる水を確保する「貯水槽」をそれぞれ新設することや、配管補強工事が理由としている。

MOX燃料工場は、MOXを粉末の状態で取り扱う設備の耐震性の扱いを最も厳しい分類に変更することに加え、火災対策の強化により工事が延びるという。

延期に伴う工事費の増加は、現在詰めており未定という。六ヶ所再処理工場は、相次ぐ工事延期により、当初見込みで7600億円だった建設費が2兆2000億円に膨らんだ経緯がある。

再処理工場は、原発から発生する使用済み核燃料を化学的に処理(再処理)してウランとプルトニウムを取り出すことを目的とした施設で、MOX燃料工場は取り出したウランとプルトニウムを混ぜ合わせて燃料にする施設。

日本政府は、使用済み核燃料を再処理して再び原発で燃料として使う「核燃料サイクル」推進を堅持しており、六ヶ所村の再処理工場などはその中核施設だ。

浜田健太郎

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