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日本の単独介入は有効でない、円高の流れ変えにくい=篠原元財務官
2016年4月7日 / 03:59 / 2年前

日本の単独介入は有効でない、円高の流れ変えにくい=篠原元財務官

[東京 7日 ロイター] - 篠原尚之・元財務官(前国際通貨基金副専務理事)は、円高が進行している足元の外為市場の動向に関連し、日本が単独で今、為替介入しても有効ではなく、介入するとは考えにくいとの見解を示した。仮に介入に踏み切っても「傾向としてのドル安/円高の流れを変えるのは難しい」と強調した。

 4月7日、篠原尚之・元財務官(前国際通貨基金副専務理事)は、円高が進行している足元の外為市場の動向に関連し、日本が単独で今、為替介入しても有効ではなく、介入するとは考えにくいとの見解を示した。写真は2013年11月コロンボで撮影(2016年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

ロイターとのインタビューで答えた。円相場は7日午後の東京外国為替市場で1ドル108円台まで急伸。菅義偉官房長官が同日午前の会見で「場合によっては必要な措置を取りたい」とけん制したが、市場の反応は薄い。

篠原氏は現在の相場について「ファンダメンタルズに近いところで動いている」とし、「それに抵抗するのは難しい」と指摘。米連邦準備理事会(FRB)のスタンスがハト派的になっていることが影響しており、日本独自の要因で円高になっているわけではないと分析した。

その上で、実効レートで極端に円高に振れていないのは明らかだとして、為替介入を正当化する材料は見つけにくいとの見方を示した。

また、今の環境で日本が単独介入する場合には、主要7カ国(G7)各国で暗黙の了解を得る必要があるとし、「そうした了解を得られるとは考えにくい」と語った。

*内容を追加します。

木原麗花 編集:田巻一彦

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