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今週の日本株は上値試す展開、米指標・仏大統領選通過で安心感
2017年5月7日 / 22:45 / 5ヶ月前

今週の日本株は上値試す展開、米指標・仏大統領選通過で安心感

 5月8日、今週の東京株式市場は上値を試す展開が想定される。東京証券取引所で2016年2月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - 今週の東京株式市場は上値を試す展開が想定される。5日に発表された4月米雇用統計が良好な内容だったことで、前週末の米国株が上昇。為替は円安方向に振れている。フランス大統領選の決選投票では事前の予想通り、中道系独立候補のマクロン氏が勝利した。大型連休前の懸念材料が後退し、市場に安心感が広がりそうだ。日経平均は3月2日に付けた年初来高値1万9668円の更新が有望視されている。

日経平均の予想レンジは1万9300円─1万9900円。

4月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が21万1000人増加し、伸びは市場予想の18万5000人増を上回るとともに、前月の7万9000人増から大幅に加速。失業率も約10年ぶりの水準となる4.4%に低下した。 足元で浮上していた米経済の減速懸念が後退し、5日のダウ工業株30種は2万1000ドルを回復、ナスダック、S&P総合500種は終値で過去最高値を更新した。為替は1ドル112円台後半まで円安が進んでいる。外部環境の改善は日本株に追い風となる。

一方、9日に韓国大統領選を控え、北朝鮮情勢への警戒感は継続しやすい。国内では10日のトヨタ(7203.T)をはじめ主要企業の決算発表が相次ぐ。「国内企業の決算はあくまで『想定の範囲内』にとどまっている。現時点では日本株に影響を及ぼすような材料にはなっていない」(独立系運用会社)との声もあり、業績が日本株の押し上げ要因になるかは懐疑的な見方も出ている。

12日はオプションSQ(特別清算指数)の算出日。最終売買日まで先物市場で思惑的な売買が広がる可能性もある。4月初めに東証空売り比率が急上昇した後、同月17日に日経平均は年初来安値を更新した。その後、急ピッチな戻り相場となり、連休明けの8日も上昇すると短期的には過熱感が出てくる。週後半にかけて荒い値動きも予想される。

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