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今日の株式見通し=もみ合い、円安好感 イベント前の様子見継続
2017年3月9日 / 23:02 / 6ヶ月前

今日の株式見通し=もみ合い、円安好感 イベント前の様子見継続

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価はもみ合いとなる見通し。ドル/円JPY=が115円台まで円安が進行したことが支援材料となり、主力株を中心に買いが先行するとみられている。

ただ、今晩の米雇用統計や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、積極的に動きにくい局面。引けにかけてはポジション調整の売りも見込まれている。

日経平均の予想レンジは1万9350円─1万9550円。

前日の米国株式市場で主要3指数はそろって小幅高で取引を終了した。米原油先物CLc1が連日の下げとなり、1バレル50ドルの水準を下回ったものの、終盤にかけてエネルギー株に買い戻しが入り、全体相場は持ち直しの動きを見せた。

一方、米10年債US10YT=RR利回りは2.6%台まで上昇。昨年12月16日以来の高水準を付けた。欧州中央銀行(ECB)は予想通り主要金利と資産買い入れ策を据え置いたものの、ドラギ総裁は会見で、極端な金融緩和を通じて市場を支援する必要性は低下しているとの見解を示した。これを受け欧州市場で独10年債DE10YT=TWEB利回りなどが上昇。影響は米国債にも波及した。

日経平均先物6月限は、大阪取引所の夜間終値が1万9270円。シカゴの円建て清算値が1万9290円となっている。配当落ち分による影響は130円前後と市場では観測されているが、これを考慮すれば、日経平均は寄り付きの段階で1万9400円近辺で始まる公算が大きい。

ただ日中は積極的に上値を追う姿勢は限られるとみられ、高値圏では利益確定売りも広がりやすい。岡三証券シニアストラテジストの小川佳紀氏は「最近は米長期金利と日本株が連動している側面もある。年明け以降に米長期金利がもみ合ったのが、日本株のレンジ相場の一因となってきた」と指摘。ただ、「FOMCやオランダの総選挙などを見極めたいところでもある」とし、10日の市場でのレンジ相場脱却は困難とみる。

きょうは3月限の先物指数・オプションの特別清算指数(SQ)算出日。国内ではこのほか、1─3月法人企業景気予測調査が公表される。海外では 韓国憲法裁判所が朴槿恵大統領罷免の可否を発表する予定。2月の米雇用統計、米財政収支の公表も控えている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均.N225      19318.58 19668.01 14864.01

+64.55 2017年3月2日 2016年6月24日

シカゴ日経平均先物6月限 19290(円建て)

*内容を追加して再送します。

長田善行

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