環境特集:対策進める中国、五輪はカーボンニュートラルに
[東京 10日 ロイター] 大気汚染に代表される環境汚染が深刻化する中国は、北京オリンピックを「基本的にカーボンニュートラル」にすることを目指し、環境対策に躍起となっている。その一環として、6月から買い物客にレジ袋をただで提供することを禁じる方針を打ち出した。
新たに施行された規則によると、使用が禁止されたのは厚さ0.025ミリ以下の薄いレジ袋。違反した買い物客は罰金を科され、買った商品を押収される。現地の新聞報道によると、密かにレジ袋を提供した店も、1万元(1200ドル)の罰金が科される。
中国では毎年1兆枚ものレジ袋を生産するために、3700万バレルの原油を消費している。1日当たりのレジ袋消費量は30億枚に達すると推定されている。
しかし、薄いレジ袋は通常1度しか使うことができず、使われた後は路上などに投げ捨てられるケースが多く、「ホワイトポリューション(白い汚染)」を引き起こす原因だとして、しばしばやり玉に挙げられている。
最近になって、アイルランド、ルワンダ、バングラデシュがレジ袋の使用を禁止し、イタリアも2010年までに禁止措置を実施する予定だ。
<規制には賛否両論>
北京の繁華街やインターネットのチャットルームでの反応は、使用禁止を支持する声が多い。あるサイトには「環境を守るためには、店はただでレジ袋を手渡すべきではない。時間がたてば、人々は買い物に行くときに自分でバッグを持ってい行く習慣が身につくだろう」という意見が投稿された。
現地の報道によると、多くのスーパーはリサイクルした布製の袋を買い物客に渡し、レジ袋の使用量は90%減少したという。 続く...












