再送:焦点:オーガニック市場、経済危機で鈍化も成長続く
[ロンドン/シカゴ 28日 ロイター] 景気後退(リセッション)の影響で消費者は倹約傾向にあり、オーガニック食品の売り上げも鈍化したが、これまでのところ、売り上げ減少とまでは至っていないようだ。
合成肥料や農薬を使用しないで育てられたオーガニック食品は、健康的で味が良いほか、従来型の農業よりも環境へのダメージが少ないとして人気となっている。
市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、オーガニック食品と飲料の世界市場は、2007年には227億5000万ドル(約2兆円)と、5年間で2倍以上の成長市場となった。そのうち、米国が約45%を占めている。
だが経済危機で、米国、英国、フランスのほか、オーガニック食品の最も重要な市場であるドイツでのオーガニック食品の売り上げは鈍化している。
市場調査会社ニールセンの業界調査部門ディレクター、トム・ピロバーノ氏によると、20─30%だった標準的な米国でのオーガニック食品の売り上げ伸び率は、中・高所得世帯が一時解雇や投資資産の下落などの影響を受けたことで、2008年後半に減速した。
オーガニック食品の12月の売り上げ高は前年比で5.6%増。1年前には25.6%増だった。
たとえ売り上げが減速しているとしても、オーガニック食品を購入した大半の人々にはコミットされると指摘。「オーガニック食品市場がすぐに大きく落ち込むとは思わない」と語った。
金曜日の夜、ロンドンのサウスケンジントンにある米国系オーガニックと自然食品のスーパーマーケット「ホール・フーズ」の買い物客はまばらだった。 続く...








