英王子とケイトさんが今夜挙式、王室のイメージアップに貢献も
[ロンドン 29日 ロイター] ウィリアム英王子(28)とケイト・ミドルトンさん(29)の結婚式が29日午前11時(日本時間同日午後7時)からロンドンのウェストミンスター寺院で行われる。今回のロイヤルウェディングは、国内外の関心を集める一大イベントであると同時に、英王室のイメージアップにも大きく貢献するとみられている。
29日は数十万人の見物人が沿道を埋めつくすとみられるほか、すでに世界各国からリポーターなど報道関係者8000人近くがロンドンに詰めかけている。熱心なファンは沿道の最前列を確保しようと「場所取り」を行い、歩道に泊り込みで結婚式を待ちわびている。
式の出席者1900人は午前8時15分から式場となるウェストミンスター寺院に続々と到着予定。式は午前11時に始まる。
式にはサッカーの元イングランド代表主将のベッカム選手夫妻や人気歌手エルトン・ジョンさん、海外王室や政治家、友人などが出席。一方、シリア駐英大使への招待状が、反政府デモに対する厳しい鎮圧を受けて式前夜の28日に撤回された。
同国エセックスのタクシードライバー、テリー・ロスさんは、妻ともに結婚式を指折り数えて待っていたとコメント。1981年のチャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚式でも沿道に並んだと話し、「ウィリアム王子とケイトさんの結婚式を見逃す手はない」と期待を膨らませた。
一方、英王室メンバーの一連のスキャンダルやダイアナ元妃の離婚と不慮の死、そして英国の厳しい経済状況を受けて、英王室に対する人気は近年影がさしている。ロイヤルウェディングに対しては冷ややかな視線を送る人もおり、アイバン・スミスさん(25)は「単なる結婚式。自分はまったく関心がない」と言い切った。
しかし、ウィリアム王子が父親のチャールズ皇太子と外見がそれほど似ていないことや、ケイトさんが英王室350年間の歴史で王子と結婚する初の「平民」出身者となることから、王室のイメージアップに貢献するとみられている。ウィリアム王子は28日に予定外の外出をし、沿道の人々と握手をして楽しげに言葉を交わすなど、市民を喜ばせた。
デイリー・メール紙の調査では、51%の人が王子とケイトさんの結婚式が英王室の力を強めると回答。一方、2005年のチャールズ皇太子とカミラさんの結婚式が英王室を弱体化すると答えた人は65%に上った。 続く...








