再送:UPDATE2: シャープ<6753.T>の10年3月期は500億円の営業黒字、堺の液晶工場稼動で下期回復

2009年 04月 27日 20:22 JST
 

 [東京/大阪 27日 ロイター] シャープ(6753.T: 株価, ニュース, レポート)は27日、2010年3月期の連結営業損益が500億円の黒字になる見通しだと発表した。景気後退を背景に上期は厳しい環境が続くとみているが、大阪・堺市に建設中の液晶パネル新工場が稼動する10月以降に収益回復を見込む。

 売上高は前年比3.4%減の2兆7500億円を見込むが、営業損益は黒字化を予想。トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト15人の予測平均では423億円の赤字だった。シャープは下期以降の回復を想定しており、通期の営業利益予想は、上期はゼロだが、下期に500億円を見込む。通期の当期純利益は30億円の黒字になる見通し。

 大阪市内で記者会見した片山幹雄社長は「売上高の伸びを今年はあまり見込めない。特に欧米については大きく期待できない。国内、中国、新興国を中心に事業をやらざるを得ないという経営計画だ」と述べた。

 東証で記者会見した濱野稔重副社長は、下期に収益回復を見込む計画について、液晶工場再編などの業績改善策として打ち出した総経費2000億円(うち固定費1000億円)の削減効果のほか、流通在庫の調整がほぼ終了したことを指摘した上で「第2四半期以降に段階的に収益が回復する」ことを想定しているとした。また、09年3月末のたな卸し資産が12月末比で圧縮されたことで「今期の新商品のスムーズな市場投入が図れる」とも指摘した。

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