UPDATE4: 三井住友FG<8316.T>が最大8000億円の増資、09年3月期は3900億円の赤字に

2009年 04月 9日 20:10 JST
 

*正式発表の内容と記者会見の内容を盛り込み、再構成しました。

 

 [東京 9日 ロイター] 三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)は9日、2009年3月期の業績予想の下方修正と8000億円の普通株による増資計画を正式発表した。連結当期損益は従来予想の1800億円の黒字から3900億円の赤字に引き下げた。投資有価証券の減損や与信関係費用がかさみ、赤字に転じる。財務基盤を強化するため8000億円を上限とする公募増資を実施する計画も発表。調達資金は中核的自己資本(Tier1)に組み入れ、財務基盤を強化する。

 

 <与信関係費用が当初予想1800億円悪化の5500億円に拡大>

 

 三井住友銀行単体の09年3月期業績は、最新損益が従来予想の1600億円の黒字から3100億円の赤字に転落する。保有株式の減損が約2200億円。このうち、最も大きいのが昨年実施した英銀大手バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)に対する出資で、532億円の減損損失を計上する。貸出先の業績低迷や信用リスクの拡大を踏まえ、引当金も積み増す。与信関係費用は従来予想から1800億円増えて約5500億円となる。そのほか、繰り延べ税金資産を3000億円取り崩すことも響く。

 配当見通しも修正し、年間配当は従来予想の120円から90円に引き下げた。08年3月期の実績は120円だった。減配により社外流出を防ぎ、自己資本の向上に努める。自己資本比率改善効果は0.04%あるという。  続く...

 
 

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