UPDATE3: NTTドコモ<9437.T>は2年連続減収へ、通信設備の償却費が減少して利益は横ばい
[東京 28日 ロイター] NTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)は28日、2010年3月期の連結業績予想(米国会計基準)について、基本料金の値引きなどによって2年連続の減収を予想するが、営業利益は前年並みの8300億円を計画していると発表した。販売代理店に支払う奨励金の引き下げのほか、投資が一巡した通信設備の減価償却費が減少するため、前年並みを営業利益を確保する。トムソン・ロイター・エスティメーツによる過去30日間の主要アナリスト6人の予測平均8650億円を下回った。
今期の売上高は前年比1.5%減の4兆3820億円を見込む。携帯電話の音声収入は前年比2650億円の減少で、2007年11月から始めた基本料金の半額サービスの普及が進むことが響く。10年3月末の総契約数は5576万件を想定し、09年3月末の5460万件から増加を見込むが、契約あたりの月間収入(ARPU)は5280円と前期実績の5710円から減少を想定する。
この一方で、代理店に支払う奨励金の削減で年間660億円の引き下げを見込むほか、これまでに投資した通信設備の減価償却費が少なくなることで940億程度の削減が寄与する。当期純利益は、前期に計上した有価証券評価損の影響を差し引いて、前年比4.5%増の4930億円を見込む。10年3月期の年間配当予想は1株あたり5200円に増配の計画。09年3月期は同4800円だった。
10年3月期の携帯電話端末の販売は1970万台を計画。09年3月期の実績は、前年比21.8%減の2013万台だった。 一方で、10年3月期は法人営業を強化し、法人名義の携帯電話契約数を前年比40万の純増にあたる700万件の達成を目指す。
記者会見した山田隆持社長は、前期の端末販売台数が21.8%減少したことは「景気が不透明で買い控えもあった」と述べた。また、今期はさらなる減少計画となるため、新機種のモデル数も減少する傾向にあるとの見通しを示した。 続く...












