アジア通貨動向(21日)=総じて軟調、株価下落や原油高が重し

2007年 11月 21日 12:48 JST
 

 [シンガポール 21日 ロイター] 21日午前のアジア通貨市場は総じて軟調。米ドルは主要通貨に対して下落しているが、米経済成長をめぐる懸念や株価の下落、原油高がアジア通貨の重しとなっている。

 韓国ウォンKRW=、インドネシアルピアIDR=、フィリピンペソPHP=は0.2%下落。シンガポールドルSGD=はわずかに上昇した。

 ドルは対ユーロEUR=で導入来の最安値付近で推移、円JPY=に対しても下落した。米連邦準備理事会(FRB)が2008年の米経済成長率が減速するとの見方を示したことから、12月の追加利下げ観測が高まった。

 ドル下落を背景に、米原油先物は1バレル=100ドルに接近した。

 

 前日の米国株式市場が反発したにもかかわらず、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機がアジア地域の経済成長に及ぼす影響や、金融機関の損失拡大への懸念から、アジア株は一段安となっている。

 日本を除くアジア太平洋のMSCI株価指数.MIAPJ0000PUSは1%下落し、過去4営業日の下落率は約4%となった。

 バンク・オブ・アメリカのストラテジストは「アジア株は前日の米株の反発に追随せず、1バレル=100ドルに迫った原油価格も支援材料にはならなかった。資金調達状況も懸念される」と指摘した。  続く...

 
 

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