UPDATE1: クレジット市場動向=公営企業金融・東京都など政地債に利益確定売り、CDS指数200bp目前

2008年 03月 10日 17:20 JST
 
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<対国債スプレッド>

政保債(公営)10年 9.0─9.5bp 銀行債(みずほ)5年 37─38bp

地方債(都債)10年 12.0─13bp 電力債(東電)10年 21─22bp

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 [東京 10日 ロイター] 一般債市場では、金利が低下(価格は上昇)したことで、

公営企業金融公庫<0#0906=JFI>など政府保証債や東京都<0#0100=JFI>など地方債に利益を

確定させる売りが出た。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標と

なるiTraxxJapanシリーズ8のプレミアムJPMCDS01が最高値を更新し、

200ベーシスポイント(bp)目前に迫った。マーケットでは、7日に発表された2月

の米雇用統計を受けて米国の景気後退(リセッション)懸念が高まり、為替のドル安/円

高圧力が強まる局面で、日本企業への悪影響を警戒する信用リスクを回避する取引が活発

化した。

 

 政地債の売りについて、ある国内証券のディーラーは「利益を確定する売りが広範囲で

みられた」と指摘。東京都債のオファーは残存期間7─8年で12─13bp程度。

 アイフル(8515.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8515=JFI>の国内普通社債(SB)にワイドなオファーがみられた。

オファーについて、ある国内証券のアナリストは「クレジット市場が混乱している局面で、

金融セクターのワイド化が目立つ。アイフルは信用力に課題があるとの見方が一部にある」

と述べた。アイフルSBのオファーは残存期間7カ月で330bp。

 独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(高速道路機構)<0#0905=JFI>は10日、

期間20年、発行額250億円、利率2.10%、応募者利回り2.135%(単利)で

政府保証債の発行条件を決めた。スプレッドは利回り曲線でみて9bp程度と、流通実勢

から1bp程度タイト。売れ行きについて、ある国内証券の起債関係者は「スプレッドは

タイトだが、利率の高さに魅力を感じる投資家が多く、無理なく売れた」と話した。

 野村証券<0#8694=JFI>は11日にも、期間5年・10年の劣後債を起債する見通し。5

年債は変動利付き、10年債は固定利付きで、発行予定総額は1230億円程度が見込ま

れている。投資家に向けて10日実施しているマーケティングは、5年債がLIBOR

(ロンドン銀行間貸出金利)に対して55bp、10年債が第290回国債流通利回りに

対して95bp上乗せした水準となっている。

 *この記事はさらに内容を追加して送信します。

  (ロイター日本語ニュース 片山 直幸記者)

 
 

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