アフガン各地でコーラン焼却への抗議デモ、6人が死亡
[カブール 22日 ロイター] アフガニスタン各地で22日、米軍基地で焼却されたコーランが見つかったことに抗議する大規模なデモが続き、計6人が死亡、数十人が負傷した。
アフガン内務省は「(首都カブール近郊の)キャンプ・フェニックスで外国人警備員がデモ隊に発砲した」とし、1人が死亡、10人が負傷したと発表。発砲当時の詳しい状況を調べるよう命じたという。
当局などによると、コーラン焼却が発覚したバグラム基地のあるパルワン州では、警察の発砲でデモ参加者4人が死亡、10人が負傷した。中部ロガール州でも、数百人が州知事室で投石するなどの抗議活動を行い、警察が発砲して1人が死亡したという。
また、カブールにある外国人労働者らの居住施設もデモ隊に襲撃され、放火などの被害を受けた。東部ジャララバードでは、デモ隊が「米国に死を」などと叫びながら米国旗を燃やしたほか、燃料タンクに放火するなどした。
地元当局によると、焼却されたコーランはバグラム基地で収集されたごみの中から見つかった。大統領府はコーラン4冊が焼却されたと発表している。パネッタ米国防長官やカーニー大統領報道官らが謝罪を表明したが、アフガン市民の怒りは収まらず、同国では21日から大規模なデモが行われている。
同基地は北大西洋条約機構(NATO)が主導する国際治安支援部隊(ISAF)が使用している。
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