GDP伸び率目標、今年以降適切に引き下げていく=中国副主席
[北京 19日 ロイター] 中国の次期最高指導者と目される習近平・国家副主席は、2012年の国内総生産(GDP)伸び率の目標について、前年の8%を下回る水準に引き下げたことを明らかにした。ただし、経済成長の大幅な減速は見込んでいないとしている。
副主席がアイルランド紙アイリッシュ・タイムズとのインタビューで語った内容の全文を、国営の新華社通信が19日に中国語で伝えた。
記事によると、副主席は「われわれは今年以降、経済成長の目標を適切に引き下げていく。そのことはインフレ、エネルギー、資源、環境面でのプレッシャー緩和に寄与するだろう」と述べた。
中国政府アドバイザーは先に、ロイターに対し、指導部が2012年のGDP伸び率の目標を7.5%に定めたと明らかにしていた。
習副主席はまた、中国が、欧州が債務危機を克服するのを支援する意向をあらためて表明。支援の具体策には踏み込まなかったが、さらなる貢献を行う意思があると明言した。
「中国は独自の手法で、欧州連合(EU)、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)によるユーロ圏債務危機解決に向けた取り組みを支える」としている。
これとは別に、安住淳財務相が19日に中国の王岐山副首相らと会談し、欧州問題をめぐるIMFへの資金拠出で、日中両国が協調した対応をとることで合意している。
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