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欧州市場サマリー(23日)
2012年2月23日 / 22:17 / 6年前

欧州市場サマリー(23日)

1408GMT   22日終盤

ユーロ/ドルEUR=    1.3293 1.3243

ドル/円JPY= 80.220 80.270

ユーロ/円EURJPY= 106.64 106.30

23日終値  前営業日終値

株 FT100 5937.89(+21.34) 5916.55

クセトラDAX   6809.46(‐34.41) 6843.87

金 現物午後値決め 1777.00     1752.00

先物   現物利回り

3カ月物ユーロ(3月限)  99.080 (‐0.005)  0.160(0.053)

独連邦債2年物 0.270(0.256)

独連邦債10年物(3月限) 139.16 (+0.63) 1.870(1.898)

独連邦債30年物   2.457(2.495)

<為替> ユーロが対ドルで10週間ぶり、対円で前年11月以来の高値をつけている。

2月独IFO業況指数が7カ月ぶりの高水準となったことで、欧州委員会が2012年のユーロ圏成長見通しを下方修正したことに伴う影響を打ち消している。

ユーロ/ドルは0.4%高の1.3292ドルで推移。海外市場では一時、12月中旬以来の高値となる1.3342ドルをつけた。

ユーロ/円は一時、11月中旬以来の高値となる106.86円をつけた。その後は0.4%高の106.72円で推移している。

ドル/円は0.1%高の80.28円。前日には7カ月ぶり高値の80.406円をつけていた。

<株式> ロンドン株式市場は堅調な企業決算を好感して反発。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L)が銀行株の上昇を主導した。

RBSは5.1%高。第4・四半期決算は再編費用などが響いて18億ポンドの赤字となったものの、ほぼ予想通りだった。

24日に通期決算発表を控えたロイズ(LLOY.L)は3.3%高。

堅調な決算などを受けて、アウトソーシング企業のキャピタ(CPI.L)は4.3%高、セルコ(SRP.L)は3.2%高となった。

ドイツのIFO経済研究所が発表した2月の独業況指数が7カ月ぶり高水準に達したことや、2月18日終了週の米新規失業保険週間申請件数が2008年3月以来の低水準にとどまったことも支援材料となった。

欧州株式市場は3日続落。ユーロ圏成長率見通しの下方修正や、域内銀行の一角の決算がさえない内容となったことに圧迫された。

欧州委員会はユーロ圏および欧州連合(EU)諸国の最新経済予測を発表し、2012年のユーロ圏域内総生産(GDP)成長率がマイナス0.3%になるとの見通しを示し、前回予測のプラス0.5%から下方修正した。各国政府による財政赤字削減に向けた取り組みも進められることから、企業決算が今後圧迫される可能性がある。

FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は1.75ポイント(0.16%)安の1075.32。

DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは10.92ポイント(0.43%)安の2508.08。

STOXX欧州600自動車株指数.SXAPの値下がりがきつく、1.7%低下した。ただ、年初から30%上昇している。

欧州での販売の割合が大きいフィアットFIA.MIは4.5%、PSAプジョー・シトロエン(PEUP.PA)は2.6%それぞれ下落した。

銀行株ではコメルツ銀行(CBKG.DE)が6.3%安、クレディ・アグリコル(CAGR.PA)が4%安。両行はともギリシャ国債の評価損を計上し、弱気な見通しを示した。

一方、ナティクシス(CNAT.PA)は逆行高。第4・四半期決算が32%の減益にどどまったことが好感され、8.4%上昇した。

<ユーロ圏債券> 独連邦債が上昇し、先物は最近のレンジの上限に迫った。ユーロ圏成長見通しをめぐる懸念が広がり、ギリシャが支援条件を実行に移せるかが疑問視されるなか、安全資産への需要が高まった。

シリア情勢の悪化やイラン核問題をめぐる協議を背景に原油価格が9カ月ぶりの高値を更新したことは、前日発表された2月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が低下したことも相まり、成長への影響を増大させる結果となった。

この日発表された2月の独IFO業況指数が7カ月ぶりの高水準となったことを手がかりに、リスク資産が一時買われる場面もあった。ただ、欧州委員会が2012年のユーロ圏成長率見通しをマイナス0.3%に下方修正したことを受け、安全資産の買いが再び優勢となった。

ラボバンクのストラテジスト、リチャード・マグワイヤ氏は、IFO業況指数は良好だったものの、欧州委の成長率見通し引き下げが独連邦債を支援したとしたうえで、「ギリシャ救済をめぐる懸念やユーロ圏債務危機の今後の見通しといった一段と大きな問題が控えている」と述べた。

独連邦債先物3月限は49ティック高の139.02で清算。一時139.10をつける場面もあった。年初以降のレンジは137─140となっている。トレーダーは「レンジ取引が続いている。長期資金供給オペ(LTRO)をめぐる不透明性から、商いは引き続き薄い状況だ。月末と3月初めの数日にはレンジが広がると予想する」と述べた。

欧州中央銀行(ECB)の3年物オペ第2弾は29日に実施される。

独10年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低下し1.86%となった。

ギリシャ議会はこの日、民間債権者による債務交換を可能にする法案を可決した。可決された法案には債権者の一定以上の合意で全ての国債交換を進められるようにする集団行動条項(CAC)が盛り込まれた。

イタリア国債10年物利回りは3bp上昇し5.54%。12月に実施されたECBの3年物オペの効果が薄れていることが背景にある。INGの金利ストラテジスト、アレサンドロ・ジアンサンティ氏は、ECBのオペ前にスペインやイタリア国債の利益を確定するよう投資家に勧めている。

[東京 24日 ロイター]

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