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ユーロ急伸で107円目前、独業況指数が追い風=NY市場
2012年2月23日 / 22:37 / 6年前

ユーロ急伸で107円目前、独業況指数が追い風=NY市場

2月23日、終盤のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが急伸し、対ドルで2カ月半ぶり、対円で3カ月半ぶり高値をそれぞれ更新した。ブリュッセルで昨年12月撮影(2012年 ロイター/Yves Herman)

[ニューヨーク 23日 ロイター] 23日終盤のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが急伸し、対ドルで2カ月半ぶり、対円で3カ月半ぶり高値をそれぞれ更新した。

2月の独IFO業況指数が7カ月ぶりの高水準をつけたことが追い風となっており、欧州委員会がユーロ圏の2012年経済成長見通しを下方修正した影響を打ち消した。

ユーロ/ドルはこの日、昨年10月下旬以来初めて100日移動平均線を上回って取引された。予想を上回る独IFO業況指数を受け、ドイツ経済に対する楽観的見方が広がった。

ただ欧州委が2012年のユーロ圏域内総生産(GDP)成長率をプラス0.5%からマイナス0.3%に下方修正し、ユーロ圏が過去3年で2度目のリセッション(景気後退)に向かっているとの見方を示したことが重しとなり、ユーロは押し戻される場面もあった。

ウェルズ・ファーゴの為替戦略部門責任者、ニック・ベネンブルック氏は「きょうのユーロ高は理にかなっている。独IFO業況指数が支援したほか、今週に入ってギリシャ追加支援が承認されたことも追い風となっている。支援策承認により、ユーロ圏のテールリスクがほぼ取り除かれた」と述べた。

ただ上昇の持続性については懐疑的な見方を示し、「1.34─1.35ドルでピークをつける」との見方を示した。欧州中央銀行(ECB)のバランスシート拡大が継続しており、これがユーロの弱材料になるという。

午後終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.9%高の1.33654ドル。一時は電子取引システムEBSで、昨年12月12日以来の高値となる1.33747ドルをつけた。市場関係者によると、1.3350ドルを上回る水準でストップロスを巻き込み、ユーロの上げが加速した。

またユーロ/ドルの1カ月の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は9.76%と、昨年4月22日以来の水準に低下した。

対円では一時、昨年11月9日以来の高値となる106.999円に上昇し、107円台目前に迫った。

直近では0.4%高の106.910円で推移している。

日銀の追加緩和を受け、円は売られやすい地合いが続いている。

ドル/円は0.4%安の79.950円。前日は約7カ月ぶり高値となる80.406円をつけていた。

ただドル/円がピークをつけた兆候はまだないとアナリストは指摘しており、今後も上値を伸ばす可能性がある。次のターゲットは81.63円近辺とみられている。

一方、ドルはスイスフランに対して0.90120フランに下落し、3カ月半ぶりの安値をつけた。

ユーロも対スイスフランで下落し、1.20460フラン。

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