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欧州市場サマリー(10日)
2012年4月10日 / 19:32 / 6年前

欧州市場サマリー(10日)

1350GMT 9日終盤

ユーロ/ドルEUR=      1.3094 1.3100

ドル/円JPY= 81.070 81.520

ユーロ/円EURJPY= 106.15 106.82

10日終値  前営業日終値

株 FT100 5595.55(‐128.12) 5723.67

クセトラDAX     6606.43(‐168.83) 6775.26

金 現物午後値決め 1644.00  1631.00

先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(6月限)  99.285 (‐0.025)  0.088(0.047)

独連邦債2年物 0.099(0.142)

独連邦債10年物(6月限) 140.33 (+ 1.18) 1.640(1.728)

独連邦債30年物   2.359(2.430)

<為替> 日銀が金融政策を据え置いたことを受けて円が対ドルで上昇し、1カ月ぶり高値をつけた。ただ、次回の政策決定会合を月内に控え、上げ幅が削られる可能性や、下落に転じる可能性もある。

ロイターデータによると、ドル/円は0.5%安の81.12円。一時は3月上旬以来の低水準となる80.91円をつけた。

円は対ユーロでも1カ月ぶり高値となる105.94円をつけた。ユーロは欧州債務危機をめぐる懸念を背景に一段と売られる可能性があるとみられている。

<株式> ロンドン株式市場は急反落。弱い米雇用統計を受けて世界経済見通しが悪化するなか、リスクに敏感な鉱山、石油、銀行株に売りが出た。

FT100種総合株価指数.FTSEは128.12ポイント(2.24%)安の5595.55。下落率は年初から2番目の大きさとなった。

FTSE100ボラティリティ指数.VFTSEは23.5%近く上昇し、投資家の不安感が強まっていることを示唆した。

鉱山株.FTNMX1770が指数を押し下げた。前週の米雇用統計に加え、この日発表された中国の3月の銅輸入減少や、前日発表された3月の中国消費者物価指数(CPI)の上昇加速で、同国の需要に対して懐疑的な見方が広がった。

ベダンタ・リソーシズ(VED.L)は、通年の鉄鉱石生産が減少したことを明らかにし、6.5%安となった。

中国の経済指標で需要が疑問視され、石油株.FTNMX0530も下落した。

銀行株.FTNMX8380も、世界経済とユーロ圏債務リスクへの懸念から売りが優勢となった。バークレイズ(BARC.L)は5.9%安。

ランドゴールド・リソーシズ(RRS.L)は逆行高で5.2%上昇した。アフリカのマリをめぐる、大統領辞任を受けた政治情勢収束への期待が背景となった。同社は、通年の生産目標を確認した。

欧州株式市場は下落し、FTSEユーロファースト300種指数は12週間ぶり安値をつけた。世界成長懸念が再燃し、ユーロ圏債務問題をめぐる不安がくすぶるなか、金融・鉱山・自動車株を中心に売りが優勢となった。

前週に発表されたさえない米雇用統計が引き続き株価を圧迫したほか、フランス中央銀行がこの日、第1・四半期の仏経済はゼロ成長になったとの見通しを示したことが嫌気された。

FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は26.09ポイント(2.48%)安の1026.15。終値としては1月半ば以来の安値。

DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは71.01ポイント(2.97%)安の2321.53。

バークレイズのテクニカル・アナリスト、リンデン・ブラニガン氏は、DJユーロSTOXX50種指数が1月につけた安値の2307を下抜ければ、一段安になる可能性があるとの見通しを示した。

リスク選好度の低下を反映し、EUROSTOXX50ボラティリティ指数.V2TXは20%急上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。

ユーロ圏債務問題をめぐる根強い懸念を背景に、STOXX欧州600銀行株指数.SX7Pは4.2%安。イタリア国債利回りが上昇するなか、同国の銀行株が売り込まれた。イタリアFTSE・MIB.FTMIBは5%安となった。

STOXX欧州600資源株指数.SXPPも4.2%安。原材料への需要低迷が懸念されている。3月の中国の銅輸入は4.6%減となった。

自動車株.SXAPも4.1%安。経済成長見通しを取り巻く懸念が自動車販売を圧迫する可能性があるとみられている。

<ユーロ圏債券> スペイン国債の利回りが上昇し、節目となる6%に迫った一方、独連邦債利回りは過去最低に並ぶ水準に低下した。世界経済を取り巻く不透明感を背景に、ユーロ圏周辺国経済のぜい弱さをめぐる懸念が広がった。

6日に発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことが、米経済をめぐる最近の楽観的な見方に冷や水を浴びせ、独連邦債への逃避買いが進んだ。スペイン、イタリア国債への需要は後退し、周辺国の国債利回りが大きく上昇した。

コメルツ銀行のストラテジスト、ライナー・ギュンターマン氏は「世界経済が減速すれば、(ユーロ圏)周辺国は一段と大きな打撃を受ける」と指摘した。

スペインは財政赤字削減目標を緩和して以来、こうした懸念の焦点となっている。この日の取引では10年債利回りが22ベーシスポイント(bp)上昇の5.99%と4カ月ぶり高水準に達し、節目の6%に迫った。

イタリア10年債利回りは16bp上昇の5.6%。イタリアは12日に中・長期債入札を実施する。

安全資産とされる独連邦債には買いが入り、先物6月限は120ティック高の140.35をつけた。

ロイターのデータによると、独連邦債2年物の利回りは少なくとも1991年以降で初めて日本国債の利回りを下回った。10年物利回りは昨年9月につけた過去最低水準と並ぶ1.637%となった。

ドイツは11日に10年物連邦債の入札を控えており、利回りが低水準で推移する中、需要が試されることになる。

[東京 11日 ロイター]

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