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ダウとS&Pが5日続落、アップルは一時過去最高値更新
2012年4月10日 / 21:08 / 6年前

ダウとS&Pが5日続落、アップルは一時過去最高値更新

[ニューヨーク 10日 ロイター] 10日の米国株式市場では売りが加速し、ダウ工業株30種とS&P総合500種指数は5営業日続落して終了した。 主要3指数のこの日の下落幅と下落率はいずれも年初来最大となった。

4月10日、米国株式市場では売りが加速し、ダウ工業株30種とS&P総合500種指数は5営業日続落して終了。写真はニューヨーク証券取引所のトレーダー。9日撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)

ダウ工業株30種.DJI終値は213.66ドル(1.65%)安の1万2715.93ドル。 ナスダック総合指数.IXICは55.86ポイント(1.83%)安の2991.22。 S&P総合500種.SPXは23.61ポイント(1.71%)安の1358.59。

この日はS&P総合500種のすべての業種が下落。特に工業株と素材関連株が大きく下げ、ニューヨーク証券取引所とナスダックに上場している銘柄の約80%がマイナス圏で終了した。

また、S&P総合500種指数は1372.30にあった50日移動平均を下回って終了。同水準は、これまでの上昇トレンドが継続するのか、終了するのかを占う上での重要な節目となっていた。

MKMパートナーズの首席市場テクニカルアナリスト、ケイティー・ストックトン氏は、「この水準を下回ったことは、相場が勢いを失ったことを示している。勢いの欠落はかなり広範囲にわたるもようだ」と述べた。同氏はS&P500種指数は1350近辺まで下落する可能性があるとしている。

ナスダック指数も50日移動平均を下回った。同指数が3000を割り込んで終了したのは3月12日以来となる。

イタリアとスペインの国債利回りが再度上昇に転じていることから、欧州債務危機に対する懸念が再燃。市場では、こうした動きで米株価のさらなる下落が誘発される恐れもあるとの見方も出ている。

引け後の取引で、ダウ工業株30種の構成銘柄であるアルミ大手アルコア(AA.N)は5.4%高の9.82ドルに上昇。同社が取引終了後に発表した第1・四半期決算によると、継続事業ベースの利益は9400万ドル(1株当たり0.09ドル)となり、赤字に陥った前年第4・四半期から黒字に転換した。

S&P500種指数構成銘柄のうち、5%がすでに第1・四半期決算を発表済み。トムソン・ロイター・ディレクター・リポートによると、同四半期の企業利益は3.1%増となる見込み。

米株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数).VIXは、この日は一時約12%高となる21.06まで上昇。その後は小緩み、8.4%高の20.39で取引を終えたものの、連続での上昇は8営業日に達し、過去約9年間で最長となった。

アップル(AAPL.O)は一時644ドルに上昇し、過去最高値を更新。時価総額が初めて6000億ドルを超えた。ただ、この日は1.2%安の628.44ドルで取引を終えた。

スーパーマーケット・チェーン第3位のスーパーバリュー(SVU.N)は15.2%高と急伸。決算が予想を上回ったことが好感された。

一方、家電量販店ベスト・バイ(BBY.N)は5.9%安。28年間にわたり同社の最高経営責任者(CEO)を務めたブライアン・ダン氏の辞任が嫌気された。

ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場の出来高は約81億8000万株と、前年の平均の78億4000万株を上回った。

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