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スペイン・伊国債利回り低下、ECB総裁発言で
2012年7月26日 / 17:56 / 5年後

スペイン・伊国債利回り低下、ECB総裁発言で

[ロンドン 26日 ロイター] 26日のユーロ圏金融・債券市場では、スペインとイタリアの国債利回りが大幅に低下した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ圏を守るためにあらゆる措置を講じる構えを示したことを受け、ECBが危機解決に向けてより大胆な行動に踏み切るとの観測が高まった。

7月26日、ユーロ圏金融・債券市場では、スペインとイタリアの国債利回りが大幅に低下した。写真はスペイン国旗を掲げる人。マドリードで2日撮影(2012年 ロイター/Andrea Comas)

ドラギ総裁はロンドンで開かれた会議で、政府の借り入れコストが不当に上昇していることへの対処を含め、ECBはユーロ圏を崩壊から守るためにあらゆる措置を講じる用意があると言明した。

この発言を受けて高リスク資産に資金がシフトし、独連邦債先物は急落した。

ただ、スペイン10年債利回りは40ベーシスポイント(bp)低下の6.996%と、持続不可能な水準とされる7%をわずかに割り込む水準に高止まりしている。対独連邦債利回り格差は565bp。

ECBによる国債流通市場への介入の効果はこれまで限定的となっており、ギリシャやアイルランド、ポルトガルの支援要請を防ぐこともできなかった。より強力な措置が講じられなければ、スペインがいずれ全面的な支援要請に追い込まれ、欧州救済基金が底を尽きるとの懸念がくすぶることになる。

INGの金利ストラテジスト、アレッサンドロ・ジャンサンティ氏は「ECBが市場で国債を買い入れるというシナリオが最も有力とみられている」とした上で、そうした措置はイタリアやスペインがこの先2カ月間市場で国債を発行できるよう、一時的に相場を支えることはできるが、長期的には構造的な支援が必要だと指摘。利回り格差の縮小には両国の経済面での改善が必要との見方を示した。

イタリア10年債利回りは39bp低下の6.05%となった。

独連邦10年債利回りは5bp上昇の1.32%、独連邦債先物は69ティック安の144.00となった。

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