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ドル/円は週間で2月以来の大幅下落、ユーロ軟調=NY市場
2012年11月16日 / 23:38 / 5年前

ドル/円は週間で2月以来の大幅下落、ユーロ軟調=NY市場

11月16日、ニューヨーク外為市場では円売りが一服したが、日銀が強力な金融緩和に乗り出すとの観測を背景に、週間では対ドルで2月半ば以来の大幅下落となった。写真は2010年9月、都内で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[ニューヨーク 16日 ロイター] 16日のニューヨーク外国為替市場では円売りが一服したが、日銀が強力な金融緩和に乗り出すとの観測を背景に、週間では対ドルで2月半ば以来の大幅下落となった。

ユーロはギリシャの財政問題や欧州経済をめぐる根強い懸念からドルと円に対して下落した。

衆議院は16日午後の本会議で解散され、12月16日投開票へ向け与野党は事実上の選挙戦に突入した。前日には自民党の安倍晋三総裁が日銀にマイナス金利の検討を望む考えを示した。

バンク・オブ・ザ・ウエストのバイスプレジデント兼首席法人トレーダー、サン・ラモン氏は「日本の解散総選挙に伴う混乱と政府への信任欠如はドル/円取引にとって良い材料ではない」とした一方、「日本は前進に向けて引き続き努力し、立て直しを図るだろう」と述べた。

ロイターデータによると、終盤の取引でドル/円は0.2%高の81.26円。週間では約2.2%上昇している。

市場筋によると、81.50円の水準に強いオプションバリアがあり、これを上回る水準にストップロス注文が並んでいるという。

アナリストは、日銀が来週の金融政策決定会合で追加緩和を示唆すれば、ドル/円は82円付近まで上昇する可能性があると指摘している。

14、15両日はいずれもドル/円が約1.1%上昇したが、この日は比較的小幅な値動きとなった。

みずほコーポレートバンクのシニアエコノミスト、コリン・アッシャー氏は、今後数カ月にわたりドル/円は引き続き上昇基調になると指摘した。

米「財政の崖」問題やユーロ圏債務危機をめぐる懸念が拡大した場合、円は下げ幅を削る可能性があるが、同様に安全資産とされるドルも上昇が予想される。

米議会指導部は「財政の崖」への対応をめぐりオバマ大統領と行ったこの日の協議について、建設的だったと評価した。

ユーロ/ドルは0.3%安の1.2740ドル。ギリシャをめぐる国際支援機関の間の対立や、ユーロ圏のさえない経済指標を背景に、ユーロに対する地合いはなお弱い。

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁はこの日、ギリシャ債務の新たな元本減免を実施するならば、必要な改革を履行した場合の見返りとしてのみ行うべきとの考えを示した。

ユーロ/円は0.4%安の103.36円。

ドル/円    終値    81.26/34

始値    81.13/14

前営業日終値    81.16/18

ユーロ/ドル  終値   1.2739/44

始値   1.2749/50

前営業日終値   1.2780/81

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