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EUが中南米8カ国とのFTAを批准、来年発効へ
2012年12月12日 / 03:42 / 5年後

EUが中南米8カ国とのFTAを批准、来年発効へ

[ブリュッセル 11日 ロイター] 欧州議会は11日、欧州連合(EU)とコロンビア、ペルーなど中南米8カ国との自由貿易協定(FTA)を批准した。6月に署名されていたもので、来年から発効することになった。これによりEUは乗用車などの新たな市場を獲得し、中南米側は5億人規模のEU消費者への恒久的なアクセスが可能になる。

コロンビアとペルー以外の中南米側参加国はコスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマの中米6カ国。

批准をめぐっては、コロンビアの人権問題が障害になっていたが、欧州議会はこの懸念を棚上げする形で批准に踏み切った。これらの中南米8カ国は、米国との間で個別に自由貿易協定を締結している。

批准についてキャサリン・ベアダー議員(英・自由党)は「われわれの経済が苦境にある今、新興国との結び付きを強めることは不可欠だ」と述べた。

世界規模の通商交渉が進展しない中でEUは、急速な経済成長を遂げているアジアや中南米の新興国ばかりでなく、米国や日本のような先進国との間でも自由貿易協定の締結に取り組んでいる。

一方、今回の協定によって中南米では、太平洋岸諸国の大部分がEUおよび米国との間に貿易協定を持つことになる。これは、貿易障壁の撤廃に消極的なアルゼンチン、ブラジル、ベネズエラといった大西洋岸諸国と対照的な状況だ。

中南米側8カ国のうち経済規模の大きいコロンビアとペルーは、昨年のEUとの貿易額が210億ユーロ(270億ドル)に達している。EUは現在、両国からの輸入品に対し低水準の関税または関税の免除を適用しているが、この措置は2013年に失効することになっていた。

コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマの6カ国では、今回の協定により輸出品の農産物から工業製品などへの転換がさらに進むとみられている。バナナの輸出で知られたコスタリカはマイクロチップの生産を実現している。

*情報を追加して再送します。

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