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昭恵夫人に相談後土地取引進む、財務省関係者が忖度も=籠池氏
2017年3月23日 / 12:19 / 6ヶ月前

昭恵夫人に相談後土地取引進む、財務省関係者が忖度も=籠池氏

 3月23日、森友学園の理事長を退任予定の籠池泰典氏は、大阪府豊中市の小学校を巡る認可や土地取引で、安倍昭恵夫人に相談した後に土地取得が進捗したため、「首相や夫人を財務省の方々が忖度したのではないか」との認識を示した。写真は国会で撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 23日 ロイター] - 森友学園の理事長を退任予定の籠池泰典氏は23日、日本外国特派員協会で会見し、大阪府豊中市の小学校を巡る認可や土地取引で「安倍晋三首相は口利きしてない」としつつ、安倍昭恵夫人に相談した後に土地取得が進捗したため、「首相や夫人を財務省の方々が忖度(そんたく)したのではないか」との認識を示した。

籠池氏との関係を否定してきた首相答弁について「うそはいけない」と批判しつつ、首相の進退については「自身で決定すること」と述べるにとどめた。

<首相好きなので、胸が痛い>

籠池氏は、23日の証人喚問で2015年11月に昭恵夫人の秘書官である谷査恵子氏との土地取引を巡るファクスのやり取りを明らかにし、会見場でもファクスの写しが配布された。

籠池氏は「昭恵夫人によって物事が動き、土地習得も進んだ気がする」と指摘し、この後、「瞬間風速で神風が吹いたが、問題勃発後には関係者の対応が豹変」「私だけ悪者にしようとする政府要人の対応に、何かおかしいと感じた」と述べた。

首相は本人および昭恵夫人が何らかの形で取引にかかわっていれば職を辞すると国会答弁しているため、会見では首相の進退について記者が質問。籠池氏は「私は安倍首相が好きなので胸が痛いが、ご自身で決定すること」と述べた。

また「安倍首相に期待しているが、政府の中で何が起きていたか見極めないと日本国民が困ることになる」と強調し、関係者招致による真相究明を求めた。

<「侮辱」による証人喚問、異常事態>

今回の証人喚問は、野党による参考人招致を拒み続けていた自民党側が、首相による寄付を巡る籠池氏の発言が「侮辱」であると認識したため一転実現した。この点について「私人を証人喚問するのは異常事態」「首相を侮辱しただけで証人喚問する国はどこにもない。陰口も言えない。証人喚問することで私は『何か隠している悪い奴』との印象操作できたのでは」と指摘した。

竹本能文

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