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KDDIが新料金プラン導入、還元額は今期200億円に
2017年7月10日 / 04:06 / 2ヶ月前

KDDIが新料金プラン導入、還元額は今期200億円に

 7月10日、KDDI(au)は、データの利用量に合わせて5段階の定額料金が自動的に適用される新料金プランを導入すると発表した。写真はロゴ、2012年5月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 10日 ロイター] - KDDI(au)(9433.T)は10日、データの利用量に合わせて5段階の定額料金が自動的に適用される新料金プランを導入すると発表した。端末の購入割引きがない代わりに、毎月の通信料が安くなる。新料金プランを導入することで、シェアを伸ばしている格安スマホに対抗する。

会見した田中孝司社長は「MVNO(仮想移動体通信事業者)が有利な領域はこのプランでカバーできていると思うので、(顧客)流出はそれなりに止まるのではないか」と、新料金プランに期待感を示した。

導入するのは「auピタットプラン」。14日から提供する。1回5分以内の国内通話がかけ放題プラン込みでデータ量1ギガバイトまでが月額3480円。キャンペーンなどを適用すると翌月から1年間は格安スマホ並みの1980円で利用できる。従来は4900円。自動適用されるデータ量は1ギガバイト、2ギガバイト、3ギガバイト、5ギガバイト、20ギガバイトの5段階。データ利用量が多いユーザー向けに20ギガバイト、30ギガバイトの定額料金サービス「auフラットプラン」も用意した。

田中社長は、新料金プラン導入による収益への影響について「今期で200億円くらいの還元額になると見積もっている」ことを明らかにした。新料金プラン導入による解約抑止効果などもあり、実際の減収額は200億円よりも小さくなる見通しだ。今期の業績予想には織り込み済みという。

現在、携帯電話会社の料金プランは、毎月の通信量が高い代わりに、端末を安く購入できる端末価格と通信料が一体となった料金プランが主流となっている。だが、この仕組みは端末価格の割引き原資が限られるMVNOの普及を阻害する要因となっており、総務省や公正取引委員会が問題視している。

こうしたなか、NTTドコモ(9437.T)は6月1日に端末価格と通信料を事実上分離するプランを導入したが、対象端末は価格が安い2機種にとどまっており、対象端末の拡大が課題となっている。

auの新料金プランは基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載の全端末を対象にスタートする。田中社長は「安い端末限定にするとプランが広がらない」と語った。「iPhone(アイフォーン)」を提供する米アップル(AAPL.O)とも現在、協議中という。

*内容を追加しました。

志田義寧

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