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アングル:新興国社債の買い戻し増加、保有者には朗報
2016年2月10日 / 02:16 / 2年前

アングル:新興国社債の買い戻し増加、保有者には朗報

[ロンドン 9日 ロイター] - JPモルガンによると、新興国企業による自社債の買い戻しは2015年に220億ドルとなり、14年の120億ドルから大きく増加した。

 2月9日、JPモルガンによると、新興国企業による自社債の買い戻しは2015年に220億ドルとなり、14年の120億ドルから大きく増加した。写真はニューヨークで2013年9月撮影(2016年 ロイター/Mike Segar)

社債の買い戻しは社債保有者にとっては朗報だ。投資家がこのセクターから資金を引き揚げるのに伴って債券価格は下落し、新興国社債の利回りスプレッドは過去1年間で100ベーシスポイント(bp)拡大した。EPFRグローバルによると、昨年には新興国債券ファンドから約326億ドルの資金が流出した。

Tロウ・プライスの新興国市場社債ファンド.JPMECDRを運用するサミー・ムアディ氏は「市場に混乱が生じて不安定になっている時期には、社債の買い戻しは歓迎すべきであり、プライシングの下限を形成するのに役立つ」と述べた。

企業にとっても社債の買い戻しは、ドルなど主要通貨建ての債務を低コストで圧縮する機会であり、人気が高まっている。多数の新興国は通貨の急落に見舞われており、主要通貨建て債務の利払いコストは増えている。

だが新発債の発行高が何年かぶりの低水準で推移する市場では、既に限定的となっている債券の流通量が枯渇するリスクを伴う、と警告する投資家もいる。

カザフスタンの国営石油会社カズムナイガス(KMG)KMGZ.KZとアゼルバイジャンの同業ソカールによる自社債の買い戻しを受け、今年は「準ソブリン級」である政府系企業の買い戻し案件が相次ぐと期待されている。

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