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日経平均続伸、TOPIX半年ぶり一時1300台:識者はこうみる
2014年7月31日 / 02:27 / 3年前

日経平均続伸、TOPIX半年ぶり一時1300台:識者はこうみる

[東京 31日 ] - 午前の東京株式市場で日経平均は続伸。第2・四半期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、ドル/円は一時103円台に乗せる場面もあった。

7月31日、午前の東京株式市場で日経平均は続伸。TOPIXも1月23日以来となる1300ポイントを一時的に回復した。写真は都内の株価ボード。5月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

円安を手掛かりに主力株が買われ、日経平均は寄り付き後に100円超の上昇。TOPIXも1月23日以来となる1300ポイントを一時的に回復した。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●日本株は上放れ、9月末に日経1万7500円へ

<野村証券 チーフ・ストラテジスト 田村浩道氏>

前日のFOMCや米GDPの結果を受け、米利上げの時期が早まりつつある印象だ。足元で米長期金利が上昇しなかった背景に、米国の潜在成長率が低いのではないかという懸念があったが、今回の米GDPの上振れなどでそのような懸念が払しょくされ、米金利は上がっていく方向にあると思う。米利上げ時期は、来年4─6月くらいと若干早まりつつあるのではないか。

米国での早期利上げを見込んで米国株が暴落すれば日本株にはネガティブだが、これまで時間をかけてテーパリングを実施し、マーケットにも少しずつ織り込まれている状況を考えると、多少、利上げの時期が早まってもショックは小さい。それよりも米金利が上昇し、ドル高/円安に進むことで日本株へのプラス効果が大きいとみる。

日経平均は直近で節目1万5500円を突破し、ようやく上放れしてきた。当社の9月末のターゲットである1万7500円に向けて動き始めた感じだ。カタリストは、国内企業決算とGPIFの資産構成比率の変更。足元の決算は良好で、4─6月期の経常利益(除く金融)で前年同期比10%増という当社予想に沿った内容となっている。

●ドル/円と米株を両にらみ

<みずほ証券 シニアテクニカルアナリスト 三浦豊氏>

ドル高/円安と米株安は日本株にそれぞれプラスとマイナスに働くが、しばらくは両にらみになるとみている。米4-6月期GDPが4%増と市場予想を上回りドル高/円安に動いた。一方で、米インフレ率がFRBの長期目標2%へ向け堅調な推移がみられたことから、米長期金利の早期利上げが予想されダウ平均株価は下落した。きょうは円安の要因が勝っているが、どちらがより影響を与えるかはその日次第だ。ドル/円は103円台で高止まるだろうから、米株上昇が伴わないと日本株は上値を抜きにくいだろう。

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