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追加緩和、量・質・金利から最も適切な組み合わせ=黒田日銀総裁
2016年3月10日 / 03:04 / 2年前

追加緩和、量・質・金利から最も適切な組み合わせ=黒田日銀総裁

 3月10日、日銀の黒田東彦総裁(写真中央)は午前の参院財政金融委員会に出席し、今後追加緩和が必要と判断する場合は「量、質、金利からもっとも適切な組み合わせ」で実施すると答えた。都内で1月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 10日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は10日午前の参院財政金融委員会に出席し、今後追加緩和が必要と判断する場合は「量、質、金利からもっとも適切な組み合わせ」で実施すると答えた。「追加緩和はマイナス金利の拡大」との懸念や観測のけん制を図ったとみられる。大塚耕平(民主)委員への答弁。

<増税について意見申し上げていない=黒田総裁>

日銀は現時点で2%の物価目標達成時期を「2017年度前半」としているが黒田総裁は「原油価格がバレル40ドル台後半に上昇するなどいろいろな前提を置いている」と指摘し、前提次第でさらに遅延する可能性も示唆した。

岩田規久男副総裁も出席し、就任直後のうたい文句であった2年で2%の達成が実現できなかった理由について「原油価格の下落や消費増税の影響が想定以上であったため」と説明した。

2014年4月の8%への消費増税の影響について黒田総裁は「やや予想を上回る影響があった」と指摘した。総裁は来年4月に予定されている10%への消費再増税の影響は、「軽減税率などの効果で8%への増税の半分強」との見解を繰り返したが、これは単なる経済的な試算であり「消費税引き上げそのものについて日銀の意見を申し上げていない」と説明した。

このほか「日銀による国債の大量買入れは政府紙幣の発行ではない」「日銀の金融政策の背景となる考え方は多くのマクロ経済学者に共有されている」などと述べた。

竹本能文

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