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出口の財務への影響、手段・順序・金利情勢で変化=日銀総裁
2016年3月10日 / 06:32 / 2年前

出口の財務への影響、手段・順序・金利情勢で変化=日銀総裁

 3月10日、黒田日銀総裁は参院財政金融委員会で、マイナス金利付きQQEの出口における日銀財務への影響は変化するとし、現時点での具体的言及は不適切と述べた。写真は2月の参院財政金融委員会での同総裁(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 10日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は10日午後の参院財政金融委員会で、マイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)の出口における日銀財務への影響について、手段や順序、金利情勢によって大きく変わるとし、現時点で具体的に言及することは適切ではない、と語った。小池晃委員(共産)の質問に答えた。

総裁は、金融緩和からの出口における日銀収益について「どのような手段をどのような順序で進めるかに加え、その時々の金利情勢で大きく変わる」と指摘。こうした認識を踏まえて「不確実なことをあまり早く言うと、かえって市場を不安定にする」とし、「出口について具体的に話をすることは適当でない」と語った。

麻生太郎財務相はマイナス金利政策の財政への影響を問われ、「財政ファイナンスという疑念を抱かれないよう、マイナス金利の影響をよく見極めながら、財政健全化の取り組みを進めていくことが重要だ」と語った。

総裁は、2月の消費者態度指数が前月から2.4ポイント低下したことについて「やや大きめ」と指摘。背景として「世界的に投資家のリスク回避姿勢が過度に広まる中で、金融市場が不安定な動きとなっていることなどが影響している」との認識を示した。

伊藤純夫

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